こんにちは!
石川県白山市のイベント設営会社ヤマグチです。
祭式の行事作法の順序、順番は間違えてしまうと恥ずかしいものになってしまいます。
ここでは、私たちも確認するために、祭式典の順序と儀式の内容を記載しています。
祭式典を設営される方、儀式に参加される方に役立てば幸いです。
ぜひ、最後までご覧ください!
◆屋外(テント)での祭式例
祭式の基本的な順序
祭式は、神に対しての各所作が、次の所作につながっています。
■…祭式内(儀式)の所作
■…祭式外(前後)の所作
【参列者全員】神事の式場に入る前に、手水桶からすくった水で両手を洗い、心身を清めます。
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【参列者全員】心身を祓い清めて、神に近づきます。
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【神官】神を式場にお迎えします。
【神官】神にお供え物をします。
【参列者全員】神の加護を願います。
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【神官】土地の四方を中心を清めます。切麻散米の儀(きりぬささんまいのぎ)とも言います。
この儀式に続いて、地鎮、上棟、定礎の儀式が行われます。
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【参列者】玉串をお供えをして、神を敬う心を表します。
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【神官】神へのお供え物を下げます。瓶子のふたをかぶせて省略される場合もあります。
【神官】お迎えした神を、元の御座にお帰しします。
関係者一同が、御神酒など神にお供えした物のおさがりを頂戴します。
◆室内での祭式例
【詳細説明】手水
神社の鳥居をくぐるときに身を清めるように、式場の入口で両手を洗います。
手水桶や地面に敷く杉の葉は、水が跳ねないようにするためのものです。
【神主のみ】水をそそぐときに3回に分けてそそぎます。1回目は手を洗い、2回目で口をすすぎ、3回目に再び手を洗います。
※一般の参列者は口に含みません
【詳細説明】修祓
式典が始まると、まずは修祓の儀が行われます。心身共に祓い清め、神に近づく行事です。
神官は、神籬(ひもろぎ)、神饌(しんせん)、玉串(たまぐし)その他の諸用具を祓った後、斎主や参列者を順次祓っていきます。
参列者は、祓いを受ける時に頭を下げます。
※禊を受けるときは、40度ないし60度、上体を曲げて敬礼します
【詳細説明】祝詞奏上
祝詞奏上は祭式で最も厳粛で、重要な祭祀です。
神様の加護を願うために、参列者全員、頭を下げて、祝詞を奏上する神官と共に、願いを捧げます。
※祝詞奏上のときも、40度ないし60度、上体を曲げて敬礼します
【詳細説明】清祓の儀(切麻散米の儀)
祭壇の散供用案(さんぐようあん)に供えてある、御神酒・米・塩・切木棉を、敷地の中央、および四隅に撒いてお祓いをします。
この儀式に続いて、地鎮、上棟、定礎などの、それぞれの儀式が行われます。
【詳細説明】玉串奉奠
串は”枝”のことで、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけた物を用います。参列者の玉串奉奠は、基本的に下記の順に行います。
- 施主
- 設計監理者
- 来賓
- 請負業者
- 下請け業者
- 職方代表
玉串奉奠の作法
玉串奉奠の作法は、たくさん紹介されています。
以下の検索結果や、動画をご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
祭式の作法の順序、順番は、馴染みがないので難しいですよね。
この記事が少しでも役に立つと嬉しいです!
私たち、イベント会場設営会社では、お客様のニーズに合わせて会場設営をサポートいたします。
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